説明
テキサス・ホールデムは2人から10人までのプレーヤー向けの、ごく簡単でポピュラーなルールのポーカーです。
各プレーヤーに裏向けに配られた2枚のカードと表向けにテーブルに配られる全員に共通の5枚のカードの合計7枚のカードのうち、そのうちの5枚を組み合わせて手役の強さを競い合うゲームです。
プレイヤー同士で賭け金をつりあげて行き、最後に一番強い役を持っていれば勝ちで、勝ったプレイヤーが賭け金を総取りします。
自分のカードが悪い場合、勝負を降りることも出来ます。降りた場合は賭け金は失います。
基本的な専門用語
- チェック(Check):賭け金を出さずそのまま次の人にまわすこと
- ベット(Bet):最初にチップを賭けること
- コール(Call):前のプレイヤーと同額を賭けること
- レイズ(Raise):ベットに対して賭け金を上乗せすること
- フォールド(Fold):チップを賭けずに勝負を降りること
- オールイン(All–in):手元に持っているチップをすべて賭けること
- ブラインド(Blind):ゲームがスタートする時、ディーラーボタンの左隣の
プレイヤーはスモールブラインド(最低ベット額の半分)、その左隣のプレイヤーはビッグブラインド(最低ベット額)を場に出さなければなりません。
役の強さ
- Royal Flush(ロイヤル・フラッシュ)
最高の手。同じマークのカードのA、K、Q、J、10が揃っている。
例: - Straight Flush(ストレート・フラッシュ)
5枚のカードの数がすべて続いており、かつすべて同じマーク。
例: - Four of a Kind(フォー・カード)
4枚のカードがすべて同じ数。
例: - Full House(フルハウス)
3枚のカードが同じ数、かつ残り2枚のカードが同じ数。
例: - Flush(フラッシュ)
5枚のカードがすべて同じマーク
例: - Straight(ストレート)
5枚のカードの数が続いている、。 (エースは、高くにも低くにも使うことができる)
例: - Three of a kind(スリー・カード)
3枚のカードが同じ数。
例: - Two pairs(ツー・ペア)
2枚のカードが同じ数という組み合わせが2組。
例: - One Pair(ワン・ペア)
2枚のカードが同じ数。
例: - High Card(ハイ・カード)
ワン・ペアすら含んでいない場合には、大きな数を持っているほうを序列の上位とみなす。
例:
ゲームの流れ
- 始めにプレイヤー全員に裏向きに2枚のカードが配られます。
そのカードを見て、ゲームに参加するかを決めます。
ビッグブラインドの左隣のプレーヤーが一番最初にアクションを行い、時計回りで行います。(プリフロップ) - 一巡すると、次はテーブル中央にコミュニティカード(全員に共通のカード)のうち3枚(フロップ)が表向きに一度に出されます。
そのカードと自分の手札を見て、アクションを行います。
フロップが配られた後は、ディーラーの左隣のプレーヤーが一番最初にアクションを行い、時計回りで行います。 - 次はテーブル中央に4枚目のコミュニティカード(ターン)が表向きに出されます。ここでも同じようにアクションを行います。
- テーブル中央に5枚目のコミュニティカード(リバー)が表向きに出されます。ここでも同じようにアクションを行います。
- ここで最後までフォールドしなかった(降りなかった)プレーヤーのカードが公開され、一番強い役を持ったプレーヤーが賭け金を総取りして、ゲーム終了です。